みなさんこんにちは。歯科の集客・人材コンサルティングの株式会社NAFです。
今日は信頼できる広告代理店の見分け方についてお話ししたいと思います。
このルールに当てはまっていないからといって「悪徳」とは限りませんが、1つの評価基準としてお考えいただければ幸いです。
「広告費」と「手数料」に分けた明細を出している
代理店は実際にかかった「広告費」と、それに対する「手数料」をしっかり分けて明細を出すべきです。
ちなみに弊社の場合、医院の広告アカウントを代理で運用する事もありますので、広告費を誤魔化す事は全くできません笑
正しく「コンバージョン」を計測している・しようとしている
以前、広告会社が「新患全てを広告の成果と言い張っていた」例に遭遇した事があります。
院長さんもそれで納得されていたのですが、そんな事はほぼあり得ません。
ちなみに、歯科の予約サービスの中には、GoogleAnalyticcsを設置する事が出来ず、コンバージョンを計測する事が叶わないものもあります。
「変えましょう」と提案するのは簡単ですが、多くの場合アポ帳やレセコンと連動しているため、広告だけの話ではないので難しい問題です。
しかし「集客」の事だけを考えると、GoogleAnalyticsに対応していないサービスは仕様が古い(UIが悪い)ものが多い傾向にあり、アポのサービスを変えただけで予約数が向上した、という事があるのも事実です。
「良い事」だけでなく「悪い事」も報告する
特にGoogle広告は自動化が進んでおり、「意図しない」出稿がされてしまい、多少なりとも予算を無駄にしてしまう事があります。
そのような意図しない出稿について、きちんと対策と改善策が報告されているか、という事も重要です。
定期的に「無駄な出稿をしていない」事を証明している
これはとても大事です。ネット広告代理店の中には、不要な広告を大量出稿する事で、手数料を傘増しする手法が、歯科業界に限らず横行しています。
電通、デジタル広告で”不適切取引”の裏事情
電通ですら行っていた過去があるくらいです。
「広告だけ」で全てを解決しようとしない
広告の効果は、Webサイトや医院の診療時間・診療日等に大きく影響されます。Googleを始めとする口コミなどにも気を配る必要があります。
それらの作業を広告の運用費だけ賄う事はできませんが、多少の助言くらいはあっても良いでしょう。
オリジナルのツールでしか成果を報告してくれない
「歯科のウェブ施策」だけを考えた際、GoogleAnalyticsはかなり充実しています。これを超える無料のアクセス解析はなかなか無いでしょう。
Search Consoleに関しても、検索順位を考える際、必要十分な機能が備わっています。
それにもかかわらず、オリジナルのツールで結果報告を行なっている広告代理店が存在します。
もちろん、会社のノウハウに合わせて使いやすいツールを開発している会社もあるでしょうが、”オリジナルのツール”は結果をいかようにも操作出来てしまいます。
「本当に成果が出ている」のならば「AnalyticsとSearch Consoleの結果を見せてくれ」と言っても快く見せてくれるはずです。
まとめ
皆さんが契約されている広告代理店はどうでしたでしょうか。
丸投げをして「そんなの知識ないから見ても分からないよ!」
と考えている院長さんは要注意です。
カモられてるかも…しれませんよ?